Opeth USツアー初日&ニューヨーク公演 2 daysを観てきました!
えー、すっっかりご報告が遅くなってしまいましたが、実は9/19から始まった『Heritage』リリースに伴うUSツアー、初日のウースター(ボストンから車で約1時間ほどの郊外都市です)、9/21, 22のニューヨークの計3公演を観に行ってまいりました!
#その後、サンフランシスコに移動してDream TheaterのUSツアー初日を観てから日本に帰り、翌日から仕事だったため、休む暇もほとんどなく、写真や動画を整理したり、レポートを書いたりする時間がなかなか取れませんでした、、、と言い訳。。。
こちら(←)の写真はNYの会場、Webster Hallの外観。以前はThe Ritzという、とても有名なクラブだった会場なのです!(と、Mikeが教えてくれました ^^;)
本当は3公演分、それぞれのライヴ・レポートを詳細に書きたいところなのですが、それだと一体いつ書き終わるのかわからないため(汗)、まとめて1レポートとさせていただきたいと思います、、、手抜きで申し訳ありません・・・ <(_ _)>
ちなみに、今回参戦した3公演では、初日のウースターが最も熱いオーディエンスだった気がします。
管理人はライヴ当日にアメリカ入りしたこともあり、開場時間ギリギリに会場に到着したのですが、そのときには既に数100メートルに渡り、長~い入場待ち行列が出来ており、「Opethって、こんなに人気あるんだ・・・!」と、大変驚きました。。。(それでも最前列に行けてしまうのが海外ライヴの良いところだったりするのですが、この日は海外にしては珍しく、後ろからギュウギュウに押されて潰れそうになりました・・・。)
一方NYはと言うと、開演時間が比較的早め(日本と同じ18時開場&19時開演)だったせいもあるのか、初日はかなりゆったりとしており、ソールド・アウトになった2日目も、非常に快適に最前列で観ることができました♪
さて、今回のUSツアー、前座を務めているのは同郷スウェーデンのKatatoniaなのは皆さんもご存知の通りですが、彼らは約1時間の持ち時間、毎日セットリストを変えるなどしながら、独自のダークな世界観で、オーディエンスを大いに盛り上げていました。
何気にKatatoniaのメンバーのうち、3人がBloodbathのメンバーでもあるので、管理人はBloodbath Tシャツを着て行ってみたりしたのですが、Anders Nyström(G.)にもJonas Renkse(Vo.)にも大好評でした(^^)
(Mikeと大親友である)Jonasに「せっかくだからMikeと共演したりしないの?」と訊いてみたところ、「そんなことしないよ~」と恥ずかしそうに(?)笑っていました。
せっかく最前列で3日間も観ることができたので、Katatoniaのライヴ動画も貼っておきますね!
Katatonia終了後、約20分程度で、怒涛のステージ・セット転換。
彼らの演奏中は黒い布で覆われていたDevils × Opethロゴのウォールが姿を現すと、よりいっそう期待が高まり、ドキドキします!
#ステージ・セッティングが終わると、こんな感じ(↓)になります。
「今回、Joakimはハモンドとメロトロンを持ってきてるんだ!」とか、Mikeはまだ歌詞を覚えきっていないのか、「スタッフが大量の紙を床に貼ってる・・・!」などなど、隅々まで観察しながら開演を待っていました。
Katatonia終了からちょうど30分が経った頃、場内暗転。「Opeth! Opeth!」の大歓声に包まれる会場。
いつものPopol Vuhの"Through Pain to Heaven"が掛かり、(最後にOpethを観た、2010年7月のHigh Voltage Festivalから)1年以上ぶりのライヴに、ウースターでは思わず涙ぐんでしまった管理人、ステージに姿を現したMendez、Mikeに早々に見つけられてしまいました(^^;)
Axeのカウントから"The Devil's Orchard"がスタート!
ビシっと決まる変拍子が、鳥肌が立つほどカッコイイです・・・!
アルバムで聴く以上に迫力を増したAxeのドラムとMendezのベースのグルーヴに、思わず満面の笑み。(いつも以上に)2人のプレイから目が離せません。
(公開されてから結構時間が経っていたせいか、)新曲にも関わらず、オーディエンスは皆、歌っています!サビの"God is deaaad!"は大合唱!すごい!
ツアー初日から、あまりの完成度の高さに、「これはかなりリハーサル頑張ったんじゃないだろうか・・・」などと圧倒されているうちに1曲目が終わり、Fredrikがギターをアコースティックに持ち替え、椅子に腰掛けます。
MCを挟まずにプレイされたのは"I Feel The Dark"。頭から新曲二連発!
アメリカでの新作リリースは9/20だったので、まだ新曲に馴染みがないオーディエンスが大半なのに。。。
管理人は、初めて聴いたときからアルバムの中でも一番好きな曲だったので、とても嬉しかったですが。。。
幻想的なグリーンのライトに照らされて、切々と歌い上げるMike。
Joakimの奏でるメロトロンとコーラス・ハーモニーがとても美しく、更にバンドとしての可能性が広がった印象を受けます。
途中から一転してヘヴィになる自由自在な展開は、まさにOpeth以外の何物でもありません。
素晴らしい!これはいきなりハイライトといった感じです!
・・・と、ここでMikeの脱力系MCきました(笑)
ツアー初日は若干緊張気味かつ時差ボケ気味だったらしいMike、「目が疲れてるだろ?」とか言って、あまりオモシロMCも無かったような気がしますが、3日目のNYではだいぶ元気になったようで、「俺の髪型が気に入らないだって?姉貴に切ってもらったんだ。彼女はスウェーデン王室御用達の美容院に勤めてるんだよ。スウェーデンの王女の名前知ってる?」とか、4日目のNYでは下ネタも炸裂するなど、まあ、いつも通りでした(^^;)
「昔の曲をプレイするね」と言って演奏された"Face of Melinda"は、当然、新曲に比べたら馴染み深い訳で、オーディエンス大喜び。終始大声で歌っている人の声が聞こえてきます。
夏フェス・シーズンから定番化しているこの曲ですが、今回のセットリストはあまりにも初披露曲が多いので、メンバー的にも、おそらく安心してプレイできる曲でしょう。
続いて「『Watershed』から初めてプレイする曲」と言うので、「ええ?!」と思っていると、"Porcerin Heart"でした。しかも曲の途中にドラム・ソロを挟む意外な展開!
元々、Axeの破壊的なほど強烈なドラム・プレイがフィーチュアされている曲なので、さほど違和感はありませんでしたが、以前AxeやMikeと話したとき、ドラム・ソロに対して否定的な感じだったので、管理人的にはちょっと驚き。。。
#後で訊いてみたところ、曲間に延々とプレイするのは好きじゃないけど、曲の一部としてプレイする分には良いらしいです(^^;)ちなみに、NY2日目は若干ソロが短くなっていたので、それもMikeに確認したところ、Axeのアイディアだったんだとか。「日々、俺らも学習してるんだよ」とのこと。
ここでもコーラスで大活躍のJoakim。以前からFredrikも時々歌っていましたが、この曲では3人の声が綺麗なハーモニーを奏で、ヴォーカル面が更に強化されていました!
続いて「Obscureな曲」などという曲紹介から始まった"Nepenthe"は、新曲に慣れ親しんでいないオーディエンスにとっては、ちょっと酷だったかもしれません、、、管理人は、この曲のジャジーでファンキーな展開が予想以上にライヴ映えしていて、かなり興奮してしまったのですが、置いていかれている(?)オーディエンスも多かったように思います。。。
本当は、NY2日目は、"Nepenthe"の代わりに(『Heritage』のSpecial Editionのみのボーナス・トラックである)"Pyre"をプレイする予定だったらしいのですが、Mikeいわく「うっかりしててサウンドチェックするの忘れちゃったんだよね」とのこと。。。
せっかく同じ会場で2日連続公演だったので、セットリストが変わるだろうと思っていた人が(管理人含め)大半だろうと思うのですが。。。(T_T)
"Nepenthe"で微妙な空気になってしまったオーディエンスの気持ちを逆撫でするかのように(?)アコースティック・ギターと椅子が2個ずつ用意され、おもむろに腰掛けるMikeとFredrik。

『Damnation』ツアーを見逃している管理人的には、「待望のアコースティック・セット!」だったのですが、プレイされたのは、これまた意外な"Throat of Winter"!
この曲を初めて聴いたときから、Opethの新作はこんな感じの路線になるんじゃないかと予想していた管理人ですが、改めてAxeのボンゴやJoakimのマラカスと共にプレイされる様子を観て、「うわぁ、、、これはOpethじゃない!って言いたくなる人多いだろうな・・・」と、さすがに心配になりました。。。(個人的には、今回のライヴのハイライトの一つだと思いますが!)
ちなみに、この曲の最後を飾るFredrikのアル・ディ・メオラ風ギター・ソロは完全にインプロヴァイズしているそうで(・・・と、後から本人に聞きました)、会場を大いに沸かせていました。
・・・百聞は一見に如かず、ということで、ちょっと動画で観てみましょうか。
動画を観ていただければおわかりの通り、この後は(『Blackwater Park』のSpecial Editionのみのボーナス・トラックである)"Pattern In The Ivy II"がプレイされたのですが、もはや退屈していると思われるオーディエンス多数・・・(苦笑)
ツアー初日はこの後、"Credence"が続き、更にメロウな雰囲気になってしまったのを反省したのか、NYでは2日間とも"Closure"がプレイされ、MikeもMCで「次の曲ではもうちょっと動きがあるからさ」とか「眠い?よく俺らみたいなバンドに付き合ってくれるよね、辛抱強いな(苦笑)」などとオーディエンスに気を遣っていました・・・(涙)
エレクトリックに戻るタイミングでプレイされたのは、動画にもある通り、新作から"Slither"。
Loud Park 06でOpethが初来日した際、東京でRonnie James Dioとお酒を飲む機会に恵まれた想い出を語りつつ、「本当に彼のことが好きだったから、彼に捧げる曲を書いたんだ。ワーキング・タイトルは"Kill the Queen"だったんだよ」とMikeがMCで話した通り、これは完全にRonnie時代のRainbowパクりソングです(^^;)
Joakimのキーボード・ソロ、Fredrikのギター・ソロも、「いかにも」な雰囲気満点。何だか皆、とても楽しそうにプレイしています(^^)

そのまま間髪入れずにピアノの伴奏から始まったのは"A Fair Judgement"。
ここまで来て、一切デス声ナシ・・・。
実は途中でも何度か「あれ?」と思っていた管理人ですが、ここに来て「・・・もしや、ライヴもクリーン・ヴォイスのみで行こうとしているのかな・・・?」と思い始めます。
この曲のラストは、オリジナルより遥かにへヴィかつドゥーミーなアレンジになっていて、Mikeいわく「今回のセットの中で、一番難しい部分」だそう。
珍しくFredrik、Mendez、MikeがAxeのドラム・キットの前に集合し、アイ・コンタクトしながらプレイしているうちに吹き出す寸前の顔になっているのが面白いです(^^)
こちらも動画でどうぞ。("The Devil's Orchard"からダイジェストになっています。)
本編最後の曲は、これまた最近よくプレイされている"Hex Omega"。Mikeお気に入りの曲らしいです。
「やっぱり、最後までクリーン・ヴォーカル・オンリーだったなぁ・・・、確かにMike、歌うまくなったから、まったく気にならないけど、、、アンコールで何かやるつもりなのかな・・・?」と思っていたら、なんとアンコールも新曲の"Folklore"。
これまた終盤に向かって盛り上がっていくドラマティックな展開が秀逸な曲ではありますが、ちょっとあまりに勇敢(?)過ぎる選曲に、管理人も唖然。。。
きっと、それだけ新作に対する自信があるということなのでしょう!
#当然、オーディエンスからは「グロウリングしてくれ~!」などという叫び声が上がり、Mikeも「ヴォー!」と、一瞬だけ応えてみせる瞬間もあったりして。。。
管理人が観たのは、ツアー序盤のたった3回だけとは言え、ショウの回数を重ねるごとに、日々パワフルかつ進化している様子は手に取るように感じられました。
#毎日、メンバーに「どうだった?」と訊かれるので、「昨日より良かった!日々進化してるね!」と素直に応えたところ、「そうじゃなきゃ困るんだけどネ」と笑われました(^^;)
そして、特筆すべき点だと感じたのは、新曲をプレイしているメンバーが全員、とてもイキイキしていること。
特に、Mike以外のメンバーの魅せ場が増えて、それぞれが、よりプレイヤーとしての輝きを増しているように思えました。
今後、来日(おそらく来年の2月頃?)までの間にセットリストがどう変わるかは、Mike自身も「わからないな」と言っていましたが、しばらくの間はデス声ナシでやってみようと思っているみたいです。
#Mikeも相当考えた上で今回のセットリストを準備してきていると思うので、当然、ファンから賛否両論の声が上がるのも、計算済みでしょう。。。
一応、今回の戦利品写真も貼っておきますね(^^)
今回も大量にTシャツ新作が売られていて迷いに迷ったのですが、(レディースなのに、ちゃんと)後ろにUSツアー・デイトがプリントされている『Heritage』ジャケ柄の半袖Tシャツと、Opethロゴに蛇が絡まっている感じのメンズ長袖Tシャツの2枚を買いました。
セットリストは、(どうやら3日目にして顔を覚えてくれたらしいスタッフがステージから手渡してくれたので!)NY2日目に何とかgetできました。
ペットボトルは、、、同じくNY2日目に、Mikeがステージに置いていった飲みかけのやつをネタで貰ってきてみました(爆)
#試しに黒人のいかついセキュリティに「ちょうだい」と言ったら{笑いながら)取ってくれたので・・・。MikeとJonasに見せたら、「ebayで売りなよ!」と言われました(笑)その場で飲んじゃったのですが、とりあえず、ネタとして持って帰ってきました(^^;)
最後に、日本のファンへのメッセージをMike、そしてKatatoniaのJonasにお願いしてきましたよ。
#Jonasには「ぜひOpethと一緒に日本に来て!」と言ったせいで、そんな感じのメッセージになってますが、日本からはまだお呼びがかかっていないようでした。。。(悲)
なお、このページに載せきれなかった写真はまだあるので、Opeth.jpのFacebookページで公開します。ぜひ、そちらも合わせてチェックしてみてくださいね。
他にも、下記のサイトで管理人が行った3公演の様子が確認できますので、リンクを貼っておきます。
・Roadrunner USAによる、9/21のNY公演のサウンドチェック動画
・Roadrunner USAによる、9/22のNY公演の写真
・Metal Injectionによる、9/22のNY公演の写真
・9/19のウースター公演を観に行った方のブログ記事
・9/22のNY公演を観に行った方のブログ記事
※Related posts:
Posted at: 2011/10/10(Mon) 02:33:42


こんにちは。遠征ご苦労さまでした。Mikeのイメチェン(ヘアー)やグロウル無し(デスメタルテイスト抜き)のライブセットからしても、バンドがここで大きくカジを切ろうとする意志表示を感じます。Mikeが初期に使用していたVシェイプのギターをストラト(現在はPRSですが)に持ち替えた時のような心境の変化がここ数年であったのかもしれませんね。ところで一部で話題のakerstacheですが、Heritage(of love)に続き、New EP(Nickelbackのカバー有り)まで出ました(笑)。このクオリティの高い悪フザケはどこまで行くのでしょうか?。個人的にはこっちのNepentheも結構お気に入りです(笑)。